06.「日本の暦(旧暦や暦注)」に関するアンケート

回答者の7割強、日本の暦を認知している。特に知名度の高い暦は「六曜(大安・仏滅など)」、2位に「二十四節気(大寒・夏至など)」、3位に「五節句(端午の節句・重陽の節句など)」が続く。 また、暦の知識カレンダーで知るが多い。

回答者の7割強が日本の暦を認知しており、暦が生活に溶け込んでいることが伺えます。暦の知名度に関する調査では、1位「六曜(大安・仏滅など)」、2位「二十四節気(大寒・夏至など)」、3位「五節句(端午の節句・重陽の節句など)」の結果となり、カレンダーに入っていると嬉しい暦に関する調査でも同様の結果となりました。また、暦の知識については、カレンダーを使う中で自然と認知している人が多いことが分かりました。

回答者数:1687人
実施期間:2014年1月20日~2014年2月2日


【Q1】日本の暦(旧暦や暦注)について、どの程度興味をお持ちですか?

【Q1】日本の暦(旧暦や暦注)について、どの程度興味をお持ちですか?

 回答者の7割強が、日本の暦を認知している。

「興味がある」(23%)と「少し興味がある」(50%)を合計すると、回答者の7割強が、日本の暦を認知していることが分かります。近年、旧暦や暦注といった日本の伝統的な暦にスポットを当てた本やカレンダーが増えていることも踏まえると、日本の暦が暮らしに深く溶け込んでいることが伺えます。

【Q2】日本の暦(旧暦や暦注)について、どの程度知っているか教えてください。(複数回答可)

【Q2】日本の暦(旧暦や暦注)について、どの程度知っているか教えてください。 (複数回答可)

 1位は「六曜(大安・仏滅など)」。2位に「二十四節気(大寒・夏至など)」、3位に「五節句(端午の節句・重陽の節句など)」が続く。

1位は「六曜(大安・仏滅など)」。「お祝いの日取りは大安がよく、仏滅は避けるべき」といった風習は今でも残っており、暮らしに身近な暦となっているのでしょう。2位「二十四節気(大寒・夏至など)」、3位「五節句(端午の節句・重陽の節句など)」も、回答者の半数以上が認知。「『大寒』に寒ぶりを食べる」「『端午の節句』に男の子を祝う」といった風習は「六曜」同様に身近なため、知名度も高いと推測されます。4位「陰暦(月の満ち欠けに基づく暦)」は「陰暦」カレンダーなどの人気もあり、一定の知名度があるようです。一方、6位「七十二候(東風解凍・半夏生など)」の知名度は回答者の1割にも満たず、なじみの薄い暦であることが伺えます。

【Q3】(【Q2】で「二十四節気(大寒・夏至など)」を「知っている」と回答した人に対して)「二十四節気」について、いくつ位知っていますか?

【Q3】(【Q2】で「二十四節気(大寒・夏至など)」を「知っている」と回答した人に対して)「二十四節気」について、いくつ位知っていますか?

 「1~5種類」が最多。11種類以上知っている者は、回答者の2割にも満たず。

「1~5種類」が最多(56%)で、「6~10種類」(28%)が続く結果となりました。一方、11種類以上知っている者は、回答者の16%にとどまっています。従って、大半の者が「二十四節気(大寒・夏至など)」の内、その半分も把握していないことが分かります。

【Q4】(【Q2】で「二十四節気(大寒・夏至など)」を「知っている」と回答した人に対して)「大寒」に寒ブリといった寒の食材を食べるなど、暮らしの中で「二十四節気」をどの程度意識していますか?

【Q4】(【Q2】で「二十四節気(大寒・夏至など)」を「知っている」と回答した人に対して)「大寒」に寒ブリといった寒の食材を食べるなど、暮らしの中で「二十四節気」をどの程度意識していますか?

 回答者の4割強が、暮らしにおいて「二十四節気(大寒・夏至など)」を意識している。

回答者の44%が「まあまあ意識をする」を選択。一定数の人々が、「二十四節気(大寒・夏至など)」を意識しながら生活していることが分かります。「二十四節気」は「『大寒』に寒ぶりを食べる」「『冬至』にゆず湯に入る」など風習と密接に結びついていることが多く、風習を行う過程で「二十四節気」が意識されるケースもあると考えられます。また【Q3】で考察したように、回答者の大半が「二十四節気」を半分も把握していないことを踏まえると、「二十四節気」やそれにまつわる風習をさらに人々に浸透させることで、関連商品の売り込みが狙えるかもしれません

【Q5】(【Q2】で「七十二候(東風解凍・半夏生など)」を「知っている」と回答した人に対して)「七十二候(東風解凍・半夏生など)」の名称や意味について、機会があればもっと知りたいですか?

【Q5】(【Q2】で「七十二候(東風解凍・半夏生など)」を「知っている」と回答した人に対して)「七十二候(東風解凍・半夏生など)」の名称や意味について、機会があればもっと知りたいですか?

 「回答者の9割弱が、「七十二候(東風解凍・半夏生など)」をもっと知りたいと考えている。

「知りたいと思う」人(55%)と「少しは知りたいと思う」人(34%)を加えると、回答者の89%が、「七十二候」をもっと知りたいと考えていることが分かります。「七十二候(東風解凍・半夏生など)」は「二十四節気(大寒・夏至など)」をさらに三等分し、気象や動植物の変化を知るものです。「春風解凍(はるかぜこおりをとく)」「草木萌動(そうもくめばえいずる)」といった風流な言葉で表現される暦は奥が深く、【Q2】で見たように知名度は低いものの、一度その世界を知ると、知識欲が刺激されるものなのかもしれません。

【Q6】(【Q2】で「知っているものはない」以外を回答した人に対して)日本の暦(旧暦や暦注)を、どのようにして知りましたか?

【Q6】(【Q5】で「ある」と回答した人に対して)栗のお菓子を贈り物や手土産にした理由を教えてください。《フリーアンサー》

 「カレンダー~」が大半で、「両親や祖父母~」が続く。

「カレンダーを見て知った」人(43%)が1位で、2位「両親や祖父母から学んだ」人(29%)を上回る結果に。3位「学校で学んだ」人も回答者の1割であり、誰かから教わるというよりも、カレンダーで自然と暦を認識している人が多いことが伺えます。今後時代が進むにつれ、伝統的な暦を知る家庭が少なくなっていくことを踏まえると、暦を認識するツールとして、カレンダーの重要性がますます高まる可能性もあります。

【Q7】近年、西暦(新暦)ではなく、旧暦の日付に基づくカレンダーも販売されています。こうした旧暦カレンダーを欲しいと思いますか?

【Q7】近年、西暦(新暦)ではなく、旧暦の日付に基づくカレンダーも販売されています。こうした旧暦カレンダーを欲しいと思いますか?

 回答者の6割強が、旧暦カレンダーを欲しいと考えている。

「少し欲しい」人(36%)と「欲しい」人(26%)を合わせると、回答者の62%が旧暦カレンダーを欲しいと考えていることが分かります。【Q1】の考察で見たように、日本の暦が生活に溶け込んでいることから、旧暦カレンダーへのニーズが生まれているのでしょう。例えば【Q4】で見たように、「二十四節気(大寒・夏至など)」はまだまだ普及の余地があります。また、【Q5】で見たように、「七十二候(東風解凍・半夏生など)」など知名度の低い暦でも、一度でもその世界に触れれば、ニーズを掘り起こせる可能性があります。こうした考察を踏まえると、カレンダーに旧暦を掲載する意義は、今後高まってくるかもしれません。

属性に関するデータ

男女比
男性: 803人(42%)
女性: 1098人(58%)
年代比
10代: 29人(1%)
20代: 248人(14%)
30代: 491人(26%)
40代: 719人(37%)
50代: 342人(18.8%)
60代: 66人(3.6%)
70代: 5人(0.3%)
婚姻比
未婚: 946人(49%)
既婚: 955人(51%)
職業比
会社員: 917人(46%)
主婦: 312人(17%)
無職: 121人(7%)
自営業: 121人(7%)
学生: 50人(4%)
公務員: 67人(3%)
その他: 313人(16%)
地域比
東京都: 311人(16%)
神奈川県: 194人(11%)
岡山県: 171人(10%)
埼玉県: 144人(8%)
福岡県: 110人(6%)
愛知県: 106人(6%)
大阪府: 104人(6%)
千葉県: 113人(5%)
宮崎県: 82人(4%)
その他: 566人(28%)